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１９６４年、日本、京成バラ園作出。ハイブリットティー。
東京オリンピックに因んで「聖火」と命名。京成バラ園が作出したバラの第一号。
半剣弁高芯咲き。花色は白にローズ赤の覆輪。
開花につれて紅色が全体を覆うように花色が変化するさまは、まさにオリンピックの聖火台に火が灯ったよう。
花弁数３５～４０枚。花径１２～１３センチ。樹高１５０センチ。横張り性。微香性。
日本での新種苗法適用、第一号。

１９５４年、アメリカ、ウォルター・ラマーツ作出。
エリザベス女王の戴冠に否んで命名された。
１９７９年、世界バラ会議の「バラの殿堂」入り。
四季咲きでグランデフローラ系。Gr。HTとＦの交雑種で、両系統の特徴を併せ持つ。
日本では、HT扱い。バラの歴史に名を残す花。
花色、明るいピンク。大輪。四季咲き。半直立性。香り、中香。樹高１５０～１８０センチ。

１９８６年、日本、鈴木省三作出。ハイブリットティー。
世界的に高い評価を受けていて、数々の賞を受章。
表は輝くような朱赤、裏は淡黄色のバイカラー。
四季咲き。花形は剣弁高芯咲き。花径１２～１３センチ。香りは微香性。
半横張り性で、樹高１メートル。鉢植えにも向いている。

１９８６年フランス、メイアン社作出。フロリバンダ。
半剣弁高芯咲き。花径１０センチ。花弁数３０枚。
中香で良く香る。横張り性。四季咲き。
美しいコーラルピンクの花色で、大きめの花を咲かせる。
花つき、花もち良く、丈夫で育てやすい。多花性で強健。花壇に最高。
花名は、女性の名前に由来している。

１９９９年、アメリカ、Ｊ&P社作出。ハイブリットティー。
白桃がかったアイボリー色。花弁数の多い整った花形と繊細な花色が、落ち着いた雰囲気。
香りも良く、「和」にも合いそうな魅力的なバラ。
四季咲き。剣弁高芯咲き。花径１２センチ。花弁数、３５枚。
樹高１５０センチ。半直立性。香り中高。

１９８３年、イギリス、デビッド・オースチン作出。シュラブ。イングリッシュローズ。
英国で、オールドローズの研究に多大な貢献をした、グラハム・トーマス氏に捧げられた。
アイスバーグの血を引いており、生命力は旺盛。
花容はオールドローズそのもの。心地よい、ティーローズの香り。
非常に雰囲気のある品種。イングリッシュローズの人気高揚に、大きく貢献した。
２００９年、世界バラ会議「バラの殿堂」入り。中輪、カップ咲き。

１９４５年、フランス、メイアン社作出。ハイブリットティー。
名花として有名な「ピース」。
「ピース」の名前は、第二次世界大戦後の、平和への願いを込めて名づけられた。
数々のバラの国際コンクールで受章。
クリームイエローとピンクの覆輪で、優しい花色。
半剣弁高芯咲きから、ふんわりと大きく開いていく。
四季咲き。花径１２～１５センチ。照り葉。微香性。

１９６７年、アメリカ、ボーナー社作出。フロリバンダ。
整った花が、数輪の房咲きになり、花つきが良い。
ティーローズ系の香りがあり、花もちも良い。
枝数の多い、密生したまとまりの良いコンパクトな株に育つ。
四季咲き。花径８センチ。樹高１００センチ。

１９７３年、鈴木省三作出。ハイブリットティー。
花色は、薄い黄色と紅色の覆輪で、花径１３センチの大輪種。
半剣弁咲きで、香りはほとんどない。
交配親は、ピース×チャールストン。
花弁数の多い朝雲の花びらが、日の光に透けて咲いている様子は、堂々としている。

１９８２年、フランス、メイアン社作出。ハイブリットティー。
白とピンクの覆輪系のハイブリットローズの中でも、群を抜いて美しい。
モナコ公国王妃となった、故グレース・ケリーに捧げられた。
このバラは、その名前の通り、とても存在感があり、上品で甘い香りがある。
花形、色、咲き方、香り、どれをとっても申し分ない。
半剣弁高芯咲き。大輪種。四季咲き。照り葉。